






SOLD OUT
“日常で使ってもらいたい”
鎌倉彫職人の矢沢は、職人の世界に入って既に50年以上が経つ。
矢沢が木を彫るときは、模様などを彫刻するときではなく、器を削りだすときが多い。
「自然を生かした器をつくる」
矢沢は骨格が美しく、自然そのものが表れている縄文土器が大好き。
木や漆の本来持っている性質、自然そのものを生かした器をつくることを探求している。
そして日常づかいしてもらえる器をつくり続けている。
矢沢はよく「漆器は育てるものだ」と語る。
漆器は使えば使うほど艶が増すだけでなく、強度も増すという不思議な特徴がある。
使い古すのではなく、使い込んで、育てて、次の世代に渡す。
そんな魅力が漆器にはある。
700年以上の歴史を持つ鎌倉彫。
植物の模様が彫刻で彫られ、朱の漆で色づけされているものが一般的だ。
だが、矢沢の器は鎌倉彫特有の派手さはなく、むしろ生活空間に馴染む形と色彩だ。
矢沢の代表作であるこの「銀彩」シリーズは銀粉を使用している。
銀と聞くと派手に感じるが、銀彩シリーズはシンプルな器の形とあいまって、生活空間にも馴染む美しさのある器が揃っている。
「古いものが大好き。古くなった漆は本当に美しい。」
そう話す矢沢の器を古くなるまで使い続けたい。
「手ぐり浅鉢銀彩」
■サイズ 直径:約230mm 高さ:約40mm
■素材:桂(かつら)、漆、銀粉
■原産国:日本
「作り手」
■鎌倉彫 矢沢光弘
職人の世界に入って既に50年以上が経つ。
骨格が美しく、自然そのものが表れている縄文土器が大好き。
木や漆の本来持っている性質、自然そのものを生かした器をつくることを探求している。
http://arvr.jp/yazawa/